NEC大リストラ中に社員が本社で自殺の「謎」
週刊朝日 9月4日(火)16時8分配信
1万人のリストラ計画を推し進めるNECは8月28日、7月に募集した早期希望退職制度にグループ正社員2393人が応募したと発表した。だが、まさにその当日朝、始業前に社員が本社ビル内で飛び降り自殺するという衝撃的な事件が起きていた。
男性社員の死とリストラの関係は定かでないが、実態は悲惨だったようだ。元NECグループ社員で産別労働組合「電機・情報ユニオン」の森英一書記長が語る。
「首切り面談が5月から執拗に行われ、10回以上面談を受けた人もいた。私も社員から『どうにかなりそうだ』と相談されました」
うつ病で休職中の社員の自宅近くまで行って面談したケースもあったという。
事件の前日には、日本共産党の田村智子参院議員が国会で、NECで違法な退職強要が行われていると追及。小宮山洋子厚生労働相は「NECに出向いて調査し、必要な指導をすることが必要と思う」と答弁している。
NECコーポレートコミュニケーション部は国会で指摘された「退職強要」について「強要と受け取られることがないように徹底している」と説明。男性社員の死について、こう話した。
「希望退職者の募集は、携帯電話事業部門などの3部門に所属する、勤続5年以上で40歳以上の社員が対象でした。亡くなられた方は39歳であり、3部門にも所属していませんでしたので、対象者ではありません。亡くなられた方には面談もしていませんでした。会社の構造改革と男性の死とは無関係です」
※週刊朝日 2012年9月14日号
NECという大企業に就職しても、リストラ(退職勧告)の嵐で自殺ということにびっくりしました。
友達も大企業に就職してました。退職勧告があって、結構な退職金を打算されたそうです。
もう転職してしまいましたが。
NECも携帯のN-04cを持ってましたが、無線lANのつかみが悪くて、機種変をしてしまいました。
NECカシオもリストラの嵐が吹き荒れているという話しです。
有名大学を出て大企業に入って、真面目に働けば一生安泰という世間で言われていることがだんだん崩れてきている感じがします。
公務員ですら、給料を減らされる時代ですから・・・
でもNEC大丈夫なのかなと思います。
僕のところは光回線ですが、モデムがNECです。
NECのモデムのサポートは的確で有難いです。でもNEC本社のリストラでモデムのサポートの質が下がらないと良いなと思います。
個人的なこと置いといて、シャープも液晶で大赤字だし、日本の家電業界どうなっていくのかなと思います。
学生の時、就職活動をどうするか?というレクチャーがあったのですが、
これから伸びる業種に就職しなさいということでした。
でも、良い大学を出て、良い会社に勤めなさいというのはもう古い考えなのかもしれないですね。
アメリカ一の大富豪のビル・ゲイツは大学を途中で辞めて、マイクロソフトを作って、資産を作りましたから。
人間、運命というのはあるのかもしれないですが、人に言われたから、するのではなくて、自分で考えて行動するのが一番のように思います。
でも、日本はバブル期まで終身雇用制度と言われた、いったん会社に就職すれば、定年までいられるという制度が崩れているのだと思います。
もうリーマンショックから言われていたことですが。
NEC本社で自殺された方は、今、転職サイトなどありますから、思いつめないでほしかったと思います。
精神科にかかっても良かったのではと思います。
最悪でも生活保護などの制度がありますから、セーフティーネットを利用して生活レベルを下げても、なんとか生きててほしかったなと思います。
会社を辞めて、何もかも失った感じになるかもしれませんが、何もない→無があるから、そこから何か見つかったのではと思います。無があるから有→幸せが生まれるのだと思います。
ご冥福をお祈りします。