東北Zを見ました。
普段、スーパーで買っている魚。
でも、生産者である漁師さんが受け取る報酬は諸経費を含めると
少ないそうです。
漁師→市場→仲買人→スーパー
というように、魚は流れていきます。
流通業者を複数重ねると値段は吊り上っていきます。
漁師はただ、魚を売るだけではなくて、付加価値(加工などして)をつけて、スーパーなどの小売に直接商品を出すようにしないと
利益が出ないです。
漁業権などのしばりがあるので漁協があります。
漁協のあり方を見直しているのが宮城県だそうです。
漁業権を民間にも開放しようというのです。
大槌漁協が破産したのは、売りっぱなしで、付加価値をつけて小売に直接売らなかったのが原因ではないでしょうか?
これからは複雑な流通をカットして、直接小売りにネット販売などで売るなどの方法を取ったほうが良いかもしれないです。
大船渡にはネットで魚を売っているところもあるそうです。
いち早く、漁業の復興に成功した例として宮古の重茂漁港があがってました。
重茂のワカメは産地でワカメを湯通しして、茎を切って、塩漬けにして付加価値を付けているそうです。
関東の生協に産地で作ったワカメを流通させて、ブランド化にも成功しているそうです。
重茂も後継者不足で悩んでいるそうです。
でも、ネットで書くのは簡単ですが、販路を開拓していくのは大変かと思います。
番組では重茂の漁師さんの収入が紹介されてました。
一千万だそうです。僕の収入よりも多いです。
でも「メディアはメッセージである」とマクハールンは言ってます。
漁師をすると稼げるから後継者になってというNHKのメッセージかもしれないです。
でも、東北Zの切り口は漁師と流通という切り口が面白くて見てしまいました。
無責任な言動でしたら、すみません。