NPOめぐり山田町第三者委員会設置

NHK盛岡 2013年1月21日

山田町から復興の支援事業を委託されたNPO「大雪りばぁねっと。」が事業費を使い切ったとして雇用した被災者全員を解雇した問題
で、町が設置した第三者委員会の初会合が開かれ、NPOの実態をなぜ確かめることができなかったかなどについて関係者から話しを聞いて調査していく方針を確認しました。
この第三者委員会は、山田町と「大雪りばぁねっと。」との間で事業費が不足した経緯などをめぐって主張に食い違いがあることから、外部の委員に調査してもらうおうと山田町が発足させたものです。メンバーは経営コンサルタントの宮健氏、弁護士の横道二三男氏、それに県立大宮古短期大学部、学部長の植田眞弘氏の3人で、佐藤信逸町長から委嘱状を受け取った後、委員長に宮氏を選出しました。このあと調査の進め方について意見交換が行われ、委員からは「震災後の混乱の中にあったとはいえ、町はNPOの信頼度を確認できなかったのか」とか「検査を町はどのようにしてきたのか」などと町の責任を問う声が相次ぎました。そのうえで、NPOの実態を確かめることができなかったことや多額の使途不明金が発生した経緯などについて関係者に話しを聞くなどして調査を進めていく方針を確認しました。
宮委員長は「実態をできる限り解明し、町民の期待や疑問に答えたい」と話していました。

01月21日 12時27分

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