追跡A to Zを見ました。

土曜日の午後10時、NHKの追跡A to Zを見ました。
今回は保証人ビジネスについての放送でした。

保証人ビジネスってあまり聞いた事がない言葉だったのですが、
川崎にいる友達が、アパートに入居する時、親が高齢で保証人になれず、
保証人協会というところにお金を払ったとか、

また、仙台にいる友達が住宅ローンを組むときに、誰も保証人になってくれなかったので、
保証人協会にお金を払ったという話は聞きました。

番組で取材した例として、契約社員になろうとして、保証人がいなかったので、保証人紹介のホームページ
でお金を払って登録したところ、正規の書類ではなくて、保証人の名前と住所だけ書いたメールが送られて来たといケースを
紹介してました。
しかもメールで紹介された方は、保証人紹介のホームページで、登録しようとして途中で登録をキャンセルしたと言ってました。
「個人情報を悪用するなんて許せない」とも保証人として紹介された方は言ってました。

保証人紹介の社長に聞くと、「データを渡した時点で、保証人紹介のサービスは終わっている」という話でした。
個人情報が悪用された件では「うちでは登録を済ませないとデータベースの検索ができないようになっているから、ありえない」
という話でした。

上の例は悪質はケースなんでしょうね。

保証人ビジネスは、保証人として登録するだけで、お金をもらえるというので、
登録したら、最初は年間36万円もらえたけれど、保証人になった方がアパートの家賃を払えないで夜逃げしたので
アパートの家賃を払えと108万も大家から言われたという人もいます。裁判所の命令も出たと悩んでいると言ってました。

ゲストに出た弁護士は保証人ビジネスは貧困層を狙った、詐欺的なビジネスではないかとも言ってました。
NHKのキャスターは保証人を必要とする日本の法的システム自体を見直さないと、この問題は解決しないとも言ってました。

番組に登場した方は
「保証人というと義理と人情の世界のものだったが、それがビジネスになっているというのは必要悪ではないか」
と言ってました。
「悪というのは?」
と聞くと、「善意でやっていたものが、お金で取引するようになったからだ」とも言ってました。

親戚がいれば、保証人になってくれる人を探せるのでしょうが、今だと無縁社会というテーマでNHKが取材しているように、
人の縁が希薄になっているのでしょうね・・・

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