前山田町長「政治的責任ある」

NHK盛岡より

前山田町長「政治的責任ある」

山田町から復興の支援事業を委託されたNPOが雇用した被災者全員を解雇した問題で、委託した当時の町長が町議会の特別委員会に出席し「委託契約の責任者として政治的責任がある」と述べました。北海道のNPO「大雪りばぁねっと。」が雇用していた被災者全員を解雇した問題を受けて、山田町議会は町の事業委託の問題点を検証しようと特別委員会を設置しています。
25日は、委託当時、町長だった沼崎喜一氏を呼んで経緯などについて問いただしました。
会合は非公開で行われましたが、この中で沼崎前町長は、NPO側が資金が足りなくなった場合は今年度の補正予算で補う約束を町側としていたと主張していることについて、「約束はしていない」と改めて主張したということです。会合の終了後、沼崎前町長は「契約の一方の当事者ということで私に政治的責任はある。ただ、予算を超える額を使った不正経理はNPO側の責任だ」と述べました。特別委員会の佐々木良一委員長は「先月開かれた第三者委員会以上の収穫は特になかった」と述べましたが、当初検討したより強い調査権限を持つ「百条委員会」については「時間と経費がかかるため、設置する考えはない。当面は特別委員会で調査を続ける」としています。

03月25日 20時04分

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