今日は通院してきました。
イレギュラーに行ったものですから、午後の診察を受けてきました。
でも、前までは、薬を貰う時は、前もって、電話しておけば、薬剤師さんが薬を作ってくれました。
でも、5年くらい前から、薬を貰う時にも、診察を受けないといけないという風になりました。
前までは薬をもらうのも、電話をかけておけば良かったのに、改悪されました。
日本の医療における「IT活用」はお先真っ暗
という記事が東洋経済に載ってました。
対面でないと、医師の診察が受けられないというのものです。
今時、スカイプもラインもあるんだから、対面でなくてもビデオで会話というのもできるはずです。
僕は今日病院に行ってきましたが、バスで片道一時間かけて行って、おまけに、一時間半、待たされて、
寒いなか、バスが来るのを待ってました。
家にいたら、ぬくぬくできたのにと思うのですが。
精神科なんんて、話しを聞いて処方箋うぃ書くだけだから、スカイプで良いと思うのですが。
薬も郵送もできると思います。支払いもカードを使うという方法もあると思います。
僕の書いたショートショートです。
メンタルヘルス近未来
今日は貴子の診察日だ。
診察日だと言っても、病院に行くのではない。
パソコンの前で待っていれば良いのだ。
貴子はそのために800万画素のウェッブカメラを買った。
パソコンについているウェッブカメラでも良いのだが、
主治医に自分をよく知って欲しいからだ。
主治医とはスカイプのテレビ電話で診察を受ける。
主治医はあまり良いウェッブカメラではないが、仕方が無い。
病院の経費だから、あまり良いものは買えないのだ。
貴子は主治医からスカイプのチャットが来るのを待っている。
貴子のスカイプIDは主治医とのコンタクトだけになっている
診察専用のものだ。
主治医は気さくで貴子のことをまるで自分のことのように気遣ってくれる。
細やかな優しさがあるのだ。
貴子は青森県の三沢市の北にある東北町に住んでいる。
普段は家族と会話するときは、南部弁だが、
東京の主治医と話すときは、なるべく標準語を使うようにしている。
今日も主治医は、
「調子はいかがですか?」
と気さくに話しかけてくれるだろう。
東京の主治医のことを見つけたのは
2ちゃんねるの「skypeメンヘル医療室」で
評判が良かったからだ。
薬の出し方が多すぎる
患者をコケにするようなものの言い方をする医師は
「skype医療相談室」でさんざんな言われ方をする。
ある医師は、しつこいあらしに耐えかねて、
オフライン専用になってしまった。
貴子の元に1通のメールが届いた。
主治医の病院からだ。
貴子はいつものメールかと思う。
支払は親のクレジットカード払いだから、
しっかり払ってくれているはずだ。
でも、自立支援の手続きをしに行ったら、
役場の職員があーでもない、こーでもないと言ってきたのには参った。
役場もオンライン化すれば良いのにと貴子は思う。
メールの文章を見て、
貴子は「嘘だろう」と思った。
そこには主治医が「オフラインになります。」と書いてあったからだ。
話題がパソコン関連の話になりすぎて、
主治医は参ってしまったのだ。
東京だったら、オフラインでもやっていけるんだろうな・・・
と貴子は思った。
でも、三沢の精神病院はあまり評判がよくないし、
かといって八戸まで行くには電車とバスで乗り継いでいかなければならない。
貴子はまた2ちゃんねるの「skypeメンヘル医療室」で
評判の良い医師を探そうと思う。
だか、そういう医師はもう患者を取ってないのだ。
でも遠くまで行くくらいなら、まともな会話をしてくれる医師でもいいか・・
と貴子は思うのであった。