精神病院に入院するには保護者がいないといけないそうです。
保護者（保証人）が患者の連帯保証人になって、入院費の支払やお小遣いを支払ったりします。
保護者が、退院しても良いと言わないと、退院できないそうです。
でも精神科医の主な判断をするんだと思いますが。
Ｌさんは、６０くらいのおじさん。ピースを吸ってました。
タバコが足りないといつも言ってました。
Ｌさんは３年くらい入院しているそうです。
声が聞こえてきた・・・というので統合失調症らしいです。
弟さんが保護者だそうです。
弟さんが退院に同意しないので、退院できないと言ってました。
「俺は治っているの」とＬさんは言ってました。
「でも、弟が退院にうんと言わないんだ」と。
Ｌさんはすぐにでも退院したいと言ってました。
退院してアパートが見つかるまで、ホテルに泊まると言ってました。
でも、実際の話し、僕が入院していたのは岩手の田舎の病院なので
ウィークリーマンションもないし、無理な話です。
Ｌさんはまだ入院していて、喫煙所でピースを吸っているのかなと考えます。
Ｌさんは演歌が好きで、歌うのも上手でした。
作業療法でカラオケがありましたが、Ｌさんの演歌は身に染みました。